主要7カ国首脳会議(G7サミット)が開かれているイタリア南部プーリア州で13日、バイデン米大統領がウクライナのゼレンスキー大統領と会談し、今後10年間にわたりウクライナの安全保障を支援する二国間協定に署名した。
協定を通じて、ウクライナがロシアの直近の攻撃に対応しつつ、将来の脅威への抑止力を強化するため、両国は訓練や演習などで協力を進める。機密情報の共有を拡大するほか、ウクライナの防衛産業基盤を強化し、国内の民主主義や経済の改革を進めて欧米のシステムへの統合を加速する。ウクライナの主権と領土の一体性を重視する形での和平の実現もめざす。
両首脳は協定に署名後、記者…